ぱつんぱつんアクシデント

グループ魂のぱつんぱつんフェスティバル。豪華ゲストあり変則ユニットありメンバー家族参加ありで、とてもとてもとても楽しかったんだけど、2日目に私の席の近くの子が急に痙攣起こして倒れてほんまにびっくりした。なんつーか、貧血起こして「フゥ〜」とか過呼吸とか、そんなんじゃない倒れ方。ガクガク震えてるのを横の子らが荷物どかせて寝かせてたんで、私はとっさに走って「スタッフ〜!」ってスタッフ呼んだ。こう書いたら今はなんかオモロい感じになってしまうけど、シャレならんほど焦ってた。「救急車呼んで!」「AEDは!?」で一時騒然、ライブも中断。破壊が「お医者さんいる?」つったときにハシャイで「はいー!」とか言うたくせに「診てあげて」「ムリー!」とか言うた空気の読めない女には本当にうんざりした。何もでけんのやったらだーってろ! でも意外なほどたくさんいた看護師さんたちが、タオルで手足温めて、心臓マッサージして、意識なくして真白になってたその子が少し戻ってきたころに救急隊到着。大丈夫っぽくてよかった。一旦来て席に戻ってまたこっち来た自称医者の女がうちわで頭をあおいでたけど、おいおい頭に触るなよ!(癲癇やったら危ないやろ)おまえホンマに医者なんか?と思った。もう別に君はいらんし席に戻ってじっとしとけ。

その後しばらくして再開したけど、ライブは本当に本当によかったけど、私はその子がすごい勢いで倒れたシーンが何度もフラッシュバックしてきて完全にはノリきれんかった。

救急車には友達が付き添って行ったし、一人参戦じゃなかったみたいでちょっと安心したけど、ちゃんと回復したかなー。無事を祈る。あと、ヘコんでないことを祈る(ああいうのは「自己管理が足らんせい」「はしゃぎすぎたから」とかじゃないからなぁ)。

秋葉原の時にとっさに助けに向かった人たちを見ても思ったけど、救急救命法って身につけといた方がエエんやろなー。私が運転免許とったときは義務じゃなかったけど、今は義務よね。年に1回健康診断のついでとかで、そういう講習して、全国民がいざというときに動けるようになっといた方がいいと思った。私は、今回でも思ったけど、とっさでもわりと体が動く方なので(恐怖に身がすくんでる時でも110番はかけられる程度に)、自分にできることとか、状況判断の基準とかをおさらいしとかなアカンなーと思ったです。危機管理の基本は「想定・準備は悲観的に、行動は楽観的に」やもんな。