『スターウォーズ 〜クローンの攻撃』『デトロイト・メタル・シティ』and more

さて水曜日。水曜日は映画をなるべく見る日。今日は『デトロイト・メタル・シティ』(以下DMC)と『スターウォーズ 〜クローンの攻撃』(以下SW)を二本立てで観てまいりました。

SWね。あのね、我々オールドファンをなめとんかと。どんだけSWが金になるんかと。ルーカスったらんもう! まずね、配給がワーナー。この時点でダメ。20世紀FOXの「ドラジャッタ!ドラジャッタ!ドゥールルルルジャッタ!」ってスネアドラムそして華麗なるファンファーレから始まらないとSWっぽくないのですよう! そして例の素晴らしいメインテーマも微妙にアレンジされてて、「あのSW」じゃないのよう!ジョン・ウィリアムスよ!主よ!!喜びよ!!

ほんでね、ストーリーもね、なんかタイムボカンみたいなの。壮大なスペースオペラじゃないの。「ドロンボーが悪だくみした」ってレベルの争いなの。スケール小さいの。ジャバ・ザ・ハットもただの親バカなの。バカなの。宇宙の犯罪王のくせに!! ドゥークー伯爵もさ、オメーはノーブルでしょ。ブルーブラッドでしょ。そんな小さな男じゃないでしょ!なんでボヤッキーなのさ!

んで、オールドファン的視点。C3POだけは、絶対オリジナルキャストなのですね、やっぱSWシリーズ唯一の統一キャラなんですね。今回も声だけでも。誰だっけ、あの、あのスーツアクター。あの人が意地でも声アテんのね。カウントドゥークーもオリジナルアクターでした。クリストファー・リーが声アテてました。Over80のおじいちゃんなのにね。そこらへんは評価したい! そこに関してはブラボー! あと、新しいパダワンちゃんの剣術が「座頭市」だったのも私としてはアリでした。でもやっぱ、悪だくみのレベルがドロンボーorショッカーなんだよなぁ…。ああ。


気を取り直してDMC。これは原作漫画が大好きなんだけど、ほんともう原作のオモシロさを忠実になぞってくれてました。バカバカしくて、私はこういうの大好き! 何よりも、松雪泰子のキレっぷりがステキ。あの美貌で「そんなんじゃ濡れねえんだよ!!」「ファック!!!」って言いまくってました。なるほどそれでPG12なのか。松ケンもイイ。クラウザーさんになりきってた(シャウト声は冠徹弥だけども)。あとね、大倉孝二DMC信者役)がイイ。この人好きですわやっぱ。『ピンポン』のアクマ以来好きかもです。同い年です。


あとはねえ、映画はねえ、『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下SATC)と『パコと魔法の絵本』(PME)と『少年メリケンサック』(SMS)が早く観たい!!! 『20世紀少年』(NSS)は次点。「アレの映画化」っていうのと、3部作ってところがどうも…ね。とにかく、来週はSATC観ます絶対。本日のTOHOシネマズではあっという間に完売になってて、やっぱ皆待ってたんだなーって、ちょっとジーンとしました。会いたいよサマンサに!(はすっぱでビッチなくせに思いのほか情が深い、サマンサが一番すき)