楽しくないなら早く大人に

20代後半に「こっちの水は甘いぞう」と呼びかけるくらいに、30代が楽しいです。こんなこと言ってるから結婚が遠いんだけどな! そりゃ親も心配するわな(ごめん)。

土日は友人一同と、ひとの家→カラオケ→また別のひとの家のハシゴでした。まあもちろん少しずつ脱落者が出て減っていくんだけど、私は最後までいるタイプ(微熱があっても「私がいない間にものすごく楽しいことがあったらイヤだから」と学校へ行っていたタイプ)。どれだけ寂しん坊なのか。

世間的には一応「大人」とされる人間が何人も集まってバカ騒ぎするのは本当に楽しい。だって本当に食って飲んで歌って踊るんですよ! 踊るって! 欧米人! プロム!(と言いながらアバで踊っていました) 数年前に仕事がらみの人たちばっかりで、仕事の延長でUSJで遊んだことがありますが、アレと同じ楽しさ。昔の会社の人たちと温泉に行って朝までUNOやった時とか。皆いい社会人なのに、同じ体温ではしゃぎまくる! 出自はバラバラなのに、せ〜ので同じ波に乗れる! そう、やっぱりどうやら「大人は楽しい〜!」(エレファントラブ)みたいなのです。

でもねえ、「このメンツが皆一緒に揃って朝まで遊ぶ」ってことが そう遠くない将来にできなくなることを知ってしまっているから、そして、もう今の時点ですでに「あの時はバカみたいに楽しかったなぁ」と思い出すことがわかってしまっているから、バカ騒ぎしつつもちょっとの時間を惜しむ感じがするのです。だって本当に出自がバラバラなんだもん。もちろんこれがただのすれ違いだとは思わないし、完全に縁が切れちゃうことはないとも信じているし、これからも小規模に会ったりするんだろう。でも、こんな風に合宿みたいな遊び方なんていつまでもできないもんね。中高生みたいに「卒業してもずっと皆で一緒に遊ぼうね!」なんて青いことは、言えません。

この感じって、リアルハチクロ(回想してる竹本くん目線)なんだわ、と言ったら言い過ぎか。言いすぎですね。そんなエエもんちゃうわな。すみませんすみません。

ハチミツとクローバー ホイップちゃん ぬいぐるみ

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