さそうあきら「子供の情景」

なんかまんがばっか買って読んでいるようですが、その通りです。でも本も読んでいます。まんがの方が早く読み終わるだけです。というわけでわりと好きなさそうあきらの新刊です。タイトル通り、子供の日常を描いた短編集。まーあんまり感想ってほどのもんはありません。別に悪い意味じゃないけど。ほら、さそうあきらって結構エゲツなく生と性と死*1を描く人なわけでしょ。この短編集はそういうのが無いから衝撃が無かっただけで、子供がいかにもやりそうなことや言いそうなことを大人の視点でうまいこと描いてあります。個人的には後半の「大人の情景」の方がスキ。

*1:「俺達に明日はないッス」「富士山」「トトの世界」「犬・犬・犬」あたりですかね