『麻雀放浪記』(DVD)

麻雀放浪記 [DVD]

麻雀放浪記 [DVD]

ツタヤで店員に聞いたらけんもほろろに「ありません。廃盤だから入ってくる予定もありません」とゆわれたこの映画、ツタヤオンラインであっさり買えたんですけど…。そう、買ったんですけど真田広之のために。
戦後の焼け跡にかぶさる「東京の花売り娘」とか、殺伐としながらもカラリと乾いてるギャンブラーたちの世界とか、そういうのはステキ映画だと思ったんだけど、いかんせん私は麻雀を知らない。これは致命的ですね、この映画を楽しむ上で。原作も読んでないしね。西原理恵子の『まぁじゃんほうろうき』なら読んだんだけどね。男に借りパクされたけどね。それはまーいい。
若き日(23歳くらい)の真田広之氏のキラキラするこう、輝きは言うに及ばないのでさておいて、鹿賀丈史が意外なほどにカッコいい。どうしようもないチンピラで、バクチで金と家をスッて、なおかつ自分の女(大竹しのぶ)を売り飛ばそうとする男にハマリ役。