『フルメタル・ジャケット』（TV）

久々に見た。初めてみたのは学生時代、教養課程の心理学の授業で「ひとが洗脳されるということの一例です」的主旨でひとコマつぶして見せられた時。あたしはそれだけじゃないけどその先生の授業に感銘を受けて、文学部心理学科（←ウチの大学にそんな学科はねーよ）文学部の教育学科または社会学部の心理学専攻に転部しようかと真剣に考えた覚えがあります。結局しなかったけど（めんどくさくて）。でもまー教養が終わって選択科目になっても心理学を選んだりしてたなあの頃。唯一キレイにノートをとってた。

たしかあの時はローレンス（ほほえみデブ）の人格崩壊を描いた「前半」だけしか見てないんだけど、後半が気になって気になって即レンタルした。それ以来約10年ぶりですね。お久しぶり＞キューブリック。いま見たら、カルト宗教が信者を洗脳する時もこうゆう手を使ったのかもしれないな、と思ったり。まーとにかく言葉が汚いですわ。4文字言葉満載。字幕でアレだから、英語が分かったらもっと「ひー！」とか思うのだろう。

まーあの、長いよね。前半はバーで見てたんだけど、後半はすっとんで帰って家で見た。スナイパーが敵兵をひとりずつおびき出すあの手口は、浦沢直樹まんが『パイナップルARMY』を彷彿。って、そっちが後か。

勝手リンク：「ハートマン軍曹語録」にしびれろ！
http://www.hcn.zaq.ne.jp/ganso/neta/sergeant01.htm