そんなもんだ。

友人3人で集まって、お好み焼きをつくって食べた。正確にはつくってもらった。その友人のうちの1人の所に例の「結婚しました」ハガキが届いていた模様なので、持ってきてもらって見た。別に特に何も思わなかった。ふーん、そうなの、とゆう感じ。なんでこの写真なんだろねえ?と友人に言ったら、それはその子もそう思ってたみたいで、なぁ?なんでやろ?という話になった。だって笑顔でカメラ目線でもなければ見つめ合ってるわけでもない、よくわからない写真だったんだもの。ふたりが教会(?)の階段を降りようとしてるところで、ヤツはヨメの手を引いて横顔で写ってて、ヨメは足もとを見ていた。ヨメは美人でもなければ不細工でもない、あんまり印象が残らない感じの人だった。どうしてこんなパワーのない写真を選ぶ? ハガキを見ても、金曜の晩にその事実を知った時みたいな精神の動きは何もなかった。動揺も感傷も。あ、いっこだけあった。ヤツの姿を久しぶりに見て、あー私はこの髪の質感を知っているよ、とは思った。2年ほど前から音信不通の人ではあるが、これでとうとう私の人生から完全にきっぱりと姿を消したのだな。ふたりの幸福を祈るなんて、そんな偽善的な気持ちはさらさらありませんが、呪いをかけたいほどでもない。勝手に生きていってもらおうではないか。

そんなことより今回、っていうか私に何かあって精神がぐらぐらするたびに思うことではあるのだけれど、私の周りの人たちには感謝。電話で話を聞いてくれた人、直接話を聞かされた人、朝まで飲むのにつきあってくれた人、召集をかけてくれた人、泥酔卓球につきあってくれた人、デートの約束をしてくれた人、いつの間にかお酒をおごってくれた人*1、心配してくれた人、またはそんなに心配してなくても一応つきあってくれた人たちにとてもありがとう。私は生きていきます。

*1:何杯も飲んだはずなのに、ちょっとしか払ってない。知らん間になんとかしてくれた人がいるはず