二ノ宮知子『のだめカンタービレ(1)〜(6)』

のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))

のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))

ジュンクの新刊平積みのところに6巻が出ておりまして、その表紙のホルンの絵がキレイで気になってたまんが。あーもういいや、買っちゃえ!と思って棚に行くと、1巻だけ読めるようになってた。面白そうだったので既刊分全部購入でい。内容は、主人公「のだめ」こと野田恵と才能ある音大生たちの学園ドラマ。オビによると「クラシック音楽コメディ!」だそうです。簡単に言うと、羽海野チカハチミツとクローバー』の音大バージョン的シチュエーションに、さそうあきら『神童』的な音楽的才能を投入!と言ったところですか。
ギャグの冴え、という点では『ハチクロ』森田が時々やらかす狂人的ギャグほどではないし、キャラの立ちぐあいなんかももーちょっと伸びる余地があるように思う。あと山田みたいな「せつなさ」担当キャラがいないので、しめり気があんまり無い。でもまー面白い。間延びせず一気読みできたし。
音大の授業内容や指導方法。教授同士の確執なんかは、今のところ『神童』で読んだ以上のことが描かれていないので今後に期待。絵はキレイ。楽器の絵って大変だろうなあ。
「カプリチオーソ(気ままに 気まぐれに) カンタービレ(歌うように)」とかの音楽用語を見ていると、ブラバン時代をちょっと思い出した。「コラールとカプリチオ」とゆうヘンな曲をやったこととか。個人練習*1はキライだったけど、合奏は良かったなあ。さて、もっぺん読もうかな。

*1:ロングトーンとか運指とかだ