『ウェスト・サイド・ストーリー』

ムーラン・ルージュ』で開眼し、『シカゴ』でバビーンとやられてしまったのでミュージカル映画をちゃんとおさらいしようと思った。ので、手始めに『ウェスト・サイド・ストーリー*1のDVDを借りてみたわけです。むーん、よく「突然歌い出すからミュージカルは苦手」って言う人の気持ちが分かるなあ。いや、『ウェスト〜』は嫌いではないけど。最近のミュージカル映画は、芝居シーンと歌&ダンスシーンとのつなぎが洗練されているのだね。「ミュージカルシーンは全部主人公の空想」ってことにする演出とか。もう使えないけどね*2。そう思ったのは、やっぱり古い分『ウェスト〜』の演出がもっさりしているからでしょう。そうは言ってもこの映画はやっぱりエバー・グリーンなわけで。そして「アメリカ」のシーンと、紫のシャツに細いタイをしたジョージ・チャキリスはカッコイイ。リタ・モレノも。大人カポーだわん(トニー&マリアがかすむね)。あと、エンドクレジットもイイ!

*1:1961年公開だったのですね!昔だ!

*2:『シカゴ』の前に『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でも使われてたし